ものの価値。
- 2012年02月07日
- お知らせ
家具の業界では、今や国産やヨーロッパ産などの高価なものから
中国やアジア諸国産の安価なものまで、様々な商品が世の中に乱立しています。

写真はとあるメーカーのおそらく中国産と思われるソファーです。
お客様にソファーをお届けした代りに引き上げさせていただいた商品です。
特に育ちざかりのワンパクなお子さんがいらっしゃるわけでもなく、
とても大柄なご主人って訳でもないのですが、
2年でこうなってしまったそうです。
ただ中国産と言っても、iphoneやipadも中国で造られているように
中国の技術力というのは家具の世界でも今や侮れないのですが、
それでも2年でこうなってしまうには、それなりに原因があります。
それは中身を見れば一目瞭然なんですが、ここでは書きません。
相変わらず椅子やソファーの張替のご依頼をいただくことが多いのですが、
例えば3万円で買った格安のソファーが2年でダメになって張替えを見積もったら3万5千円では、
誰も注文はしてくれません。
でも30万で買った商品が20年経って5万円で張替えて新品同様になれば、
それはとても価値のあることだと僕は思います。(価格はあくまで例えばですよ)
高いものが絶対に良いとは言えませんが、やはり高いものにはその理由があり、
安いものにもその理由があります。
中身が見えにくいだけに、ソファーは特にその差は歴然です。
商売としては当たり前のことなのですが、
良いものを造ろうとすると当然コストが高くなり、安く仕上げる工夫も必要です。
しかし必要以上に安くしようとすると粗悪な商品になります。
でもやはり、
20年30年経って張替のご依頼をいただく様な、そんな商品を造り続けたいと思います。

新年明けましておめでとうございます。