宮城県石巻市でのこと。
- 2011年09月26日
- お知らせ
先日の台風で宮城県などの被災地でも大きな被害を受けたようです。
5月に石巻市の河北という地域に1週間ほどボランティアへ行ってきましたが、
その際、バンドをやっているという現地の女子中学生たちに出会いました。
彼女たちは家も学校も被災し、震災により家族も失っていました。
震災後未だバンドの練習は出来ていないようです。
そんな彼女たちが今回の台風でも被害を受けました。
大事には至らなかったようですが、精神的なダメージも大きかったようです。
震災後、たまたま以前勤めていた会社を辞めたタイミングで時間も作れたので
現地へボランティアへ行きました。
地域の公民館に寝泊りをしていたのもあり、地元の人たちと接する機会も多く、そんな中彼女たちと出会いました。
彼女たちも含め、地元の人たちは一見何事もなかったかのように振舞っていましたが
その奥底にあるつらさや悲しみを、私は心底理解することが出来ませんでした。
今回の台風で再び被害を受け心配になりましたが、
そんな中彼女たちのツイートはとても前向きで、
何回でも乗り越えてやるという気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
そんな彼女たちに私はメールで励ますぐらいのことしかできませんでした。
被災地から帰ってきて今ではすっかり私も日常の生活を送っていますが、
現地では今回の台風もあり未だにまったく日常は取り戻せていないようです。
現地で今でもボランティアを行っている方からは、
この台風で半年間の復興作業が水の泡となった、と言う話も聞きました。
私が作業をしてきた河北や雄勝地区などがたまにテレビで報道されたりしますが、
まったく復興は進んでいないように思います。
復興のために私たちが出来ることは微力ですが、
少なくとも私は彼女たちが1日でも早くバンド活動が再開できるように
自分に出来ることをしていきたいと思います。
最後に現地での写真を掲載します。
現地では写真を撮るという行為自体に抵抗を感じましたが、
ボランティアセンターの方が「帰っても被災地のことを忘れず、身近な人たちに状況を伝えてほしい」という思いから、
後日写真をデータで送ってくれました。
なので数枚掲載させていただきます。

町が跡形もなくなっていました。

中学校です。建物自体が傾いていました。

5月の段階で行政手配の業者などは皆無で、猟師さんのリフト1台が唯一の重機でした。
